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遠き春よ
寒い、寒すぎる。
これがまだクリスマス前なら、街はイルミネーションで彩られ、気分は幾分マシだったのかも知れません。
でも今は1月末。もうすぐ節分を迎えるというこんな時期に、イルミネーションなんてあるはずもなく……。
節分の鬼を喜ばせても仕方ありませんからね。
こんな厳しい寒さが続く日には、せめて輝かしい春を思い浮かべて耐えるしかない!
心頭滅却、火もまた涼し!……って、いやいや、イメージだけじゃどうにもならんでしょう。
それにこれだけ寒いと体の芯からシバリング、集中なんて出来やしねえ!
という訳で皆さん、この際節電は諦めて、ちゃんと暖房をつけてくださいね。修行僧の方は倒れないよう無理せず頑張ってください。
さて、冒頭で「イメージだけじゃ暖は取れない」と述べましたが、暖房をつけたところで「イメージするぐらいしかやれることがない」のもまた事実。
自宅の外は銀世界。=なるべく外出したくない。
こたつの外は冷たいフローリング。=なるべく動きたくない。
外出も出来ず、家の中でも動きたくないとなれば、あとはもう座っていても出来ることを探すしかありません。
でもただ寒いのも苦痛ですが、暖房をつけているとそれはそれで頭がぼんやりしてきませんか?
減る口数、曇る心象。見るでもないのにただ流しているテレビに、気付けば過ぎている時間。
何をするにもやる気が起きないとなれば、ほらやっぱり。何か楽しいことをイメージするぐらいしかやることがない。
けれど頭の中だけで、つまり手元になにもない状態でイメージし続けるのって、結構難しいですよね。
それこそ春を連想させるもの、例えば花でもあれば話は別ですが……。
そんなアナタにドライフラワー!

曲の方じゃありませんよ!
ドライフラワーの寿命は大体半年ぐらい(もちろん花によってまちまちですが)と言われているので、夏の花なら今から鑑賞出来るかも知れませんね。
え? 手元にドライフラワーなんてない? というか作り方すら分からない?
そんなアナタに今回はドライフラワーの作り方を超ざっくりご紹介!
まずドライフラワーと聞けば誰もが思い浮かべるであろうメジャーな作成方法から。
作り方① 「吊るす」
これはハンギング法とと呼ばれるもので、ドライフラワーにしたい花を麻紐で縛って風通しの良い場所に吊るす。これだけです。
この時日光が直接当たらないところで、なるべく早く乾燥させるのがポイント!
時間をかければかける程、花の色が褪せてしまいますからね。
扇風機の風を当てたり浴室乾燥機をかけるなどをすればだいぶ時間を短縮出来そうですが、それらが手元にない場合は1週間から2週間ぐらい吊るしておきましょう。
作り方② 「水に挿して放置」
え、乾燥させないといけないのに水に挿すの?
いえいえ、水と言っても花瓶にいっぱいの水じゃあございません。
花瓶に入れる水は1~5cm程。このまま1週間から2週間放置すれば、水分が少しずつ蒸発してドライフラワーの完成と相成ります。
ただこちらも色褪せる可能性が多分にあるので注意が必要です。
作り方③ 「シリカゲルに埋める」
こちらは花びらの多い立体的な花でも、形そのままドライフラワーにすることが出来ます。
手順は簡単。まずタッパーやガラス瓶などの密閉容器に1cm程シリカゲルを敷きます。
続いて花首の2cm程下でカットした花をシリカゲルの上に置き、スプーンなどを使って優しく花の上にシリカゲルを振りかけて完全に埋めます。
あとは容器に蓋をして1週間待つだけ!
シリカゲルで作ったドライフラワーは上記2つの作成方法と異なり、色や形をそのまま残せるのが良いところなんですね。
ただしこちらも注意点!
シリカゲルで作ったドライフラワーは乾燥状態を保つ必要があるんですね。
つまり密閉した容器に保存するわけです。
容器に関しては以前ご紹介した↓こちらの記事をご参照ください!
夏の終わり、計画の始まり (pepaless.jp)
でもドライフラワーの作成に使うのシリカゲルってどこで手に入れればいいの?
お菓子に入っているシリカゲル集めてもどうにもならないよね?
ご安心ください! 弊社ならそれ、取り扱っております!

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こちらの「シリカゲルパウダー」、なんと弱火で炒ることで再使用することだって出来るんです!
水分を吸収して乾燥させているので、水分さえ飛ばしてしまえば復活するんですね。
考えてみれば当たり前なんですが、意外と思い浮かばないこの事実(笑)
ドライフラワーをさくっと作ってこの冬を越えるアイテムにしても良し! あるいは来るホワイトデーにチョコのお返しとして作るも良し!
皆さんもこの「シリカゲルパウダー」を使ってドライフラワーを作ってみませんか?
